格安シムは安いけど、通信速度が遅い…そんなイメージありませんか?
安いから遅いのが普通でしょ?
いや、絶対にそうでもないよ!
速度が低下しがちな時間であっても、動画視聴やオンラインゲームもサクサク楽しめるものがあるんです。
そこでこの記事では、通信速度が速いと評判の格安シムを徹底比較!速度の秘密などもお届けしますので、参考にしてみてください。
この記事でお伝えすること
- 通信速度の速さで選ぶときに選びたい格安シム
お知らせ:この記事にはアフィリエイト広告が含まれております
この記事や他の記事でも、「格安スマホ・格安携帯・格安シム」というコトバを使ってますが、意味合いとしてはスマホを安く使う為のシムカードと捉えて頂いて問題ありません。
この記事の情報は2024年12月20日現在の情報です
格安シムで速度重視で選ぶなら?
格安シムにして「通信速度を重視」するならば、大手3社(ドコモ・ソフトバンク・au)の格安シムまたは楽天モバイルなど、会社をシッカリ選ぶことが重要。
通信速度の速い格安シムサービス名 | 運営元 |
ahamo | ドコモ |
irumo | |
ワイモバイル | ソフトバンク |
LINEMO | |
UQモバイル | au |
povo | |
楽天モバイル | 楽天 |
nuroモバイル「neoプラン」 | SONYネットワークコミュニケーションズ |
上にある8個の中から選ぶといいのか?
そう、通信速度を重視するならね!
格安シムは回線の一部を借りてる
格安シムと一言で言っても、ザックリ分けて3種類に分けることができるんです。
通信に使う電波 | 名称 |
自社の電波をフルに使える | ahamo・irumo・Yモバイル
LINEMO・UQモバイル・povo |
自社でも電波を飛ばしてるが、エリア外では他社の電波を借りてる | 楽天モバイル |
大手3社の電波を借りてる | mineo・IIJmio・nuroモバイル・日本通信
HISモバイル・イオンモバイル…etc |
違いがよくわからないんだけど。。。
自社で電波を飛ばしてる会社は、
使える電波のキャパが大きいから「速度が落ちにくい」特徴があるんだよ!
それに対して、大手3社(ドコモ・ソフトバンク・au)が運営する格安シムと楽天モバイルは自社で飛ばせる電波を持ってます。
電波を借りる側だと速度低下しやすい
高速道路をイメージすると分かりやすいかと思いますが、片側4車線の道路をフルに使える道路と、片側1車線しか使えない道路では車の走行できる台数に差が生れます。
道が空いてれば問題ありませんが、年末年始とかGWの時期のように人の移動が集中すると、1車線道路と4車線道路とでは走れる車の台数が違ってきますよね?
回線にあまり余裕がない一般的な格安シム:速度が落ちやすい
という現象が起こります。
最初に「速度の速い格安シム」の欄にnuroモバイルってあったけど、
電波を借りてるのに速いわけ?
nuroモバイルだけは特殊で、20ギガ以上のneoプランだけは専用の帯域というものを使えるから速いんだよ。
速度の速い各社の特徴
通信速度が速い格安シムは基本自社回線をフルに使えたり、特殊な帯域を使用できたりと特徴があります。
速度の速い格安シム
料金 | 使えるエリア | 運営元 | |
ahamo | 安い | ドコモと同じエリア | ドコモ |
irumo | 割高 | ||
Yモバイル | やや割高 | ソフトバンクと同じエリア | ソフトバンク |
LINEMO | 安い | ||
UQモバイル | やや割高 | auと同じエリア | au |
povo | 安い | ||
楽天モバイル | 破格 | 楽天エリア
※エリア外はauの電波でカバー |
楽天 |
nuroモバイルNEOプラン | 安い | ドコモ・ソフトバンク・
auの電波から選べる |
SONYネットワークコミュニケーションズ |
ahamo
ドコモのオンライン専用プランです。
通信速度 | ドコモ回線をフルに使えるので速い |
使えるエリア | ドコモと同じエリアで使える |
基本料 | 30ギガ「2,970円」・110ギガ「4,950円」 |
各種割引 | なし |
デメリット | 小容量使う人には不向き
ドコモショップでサポートを受ける場合、有料「1回3,300円」 使い切れないギガの繰越ができない |
その他特徴 | 1回5分の定額通話が込み
1回の滞在(15日まで)なら基本料のギガで海外利用可 |
また、ahamoはドコモショップでサポートを受けることができますが、1回3,300円と有料になる点は注意してください。
ガンガン使う人にはいいってか?
そうだね、ギガをよく使うとか海外に行く頻度が高い人にはいいんじゃないかな!
知っておきたいパケロス
ahamoはドコモ回線使用のため、使用できるエリアも広大ですし、速度も爆速なので問題は無さそうに思えますが。。。都心部で使う方に知って頂きたいことがあります。
都心部中心で起こった現象のことで、ドコモ回線の通信品質の低下や、通信が集中して速度が落ちた現象のこと
じゃあ逆に田舎とか山で使うなら使いやすいのかな?
ドコモの4G回線の基地局は大手3社の中で一番多いから、
山でもちゃんと電波が届く安心感はあると思うよ!
irumo
こちらもドコモの料金プランの内の一つです。
通信速度 | ドコモ回線をフルに使えるので速い |
使えるエリア | ドコモと同じエリアで使える |
基本料 | 3「2,167円」・6ギガ「2,827円」・9ギガ「3,377円」 |
各種割引 | 光回線割「1,100円割引」・Dカード払い「187円割引」 |
デメリット | 各種割引を使わないと、正直割高な料金設定である
ギガ超過時の速度がかなり遅い部類 使い切れないギガの繰越ができない 通信の混雑時にahamo・eximoより先に速度規制の対象となる |
その他特徴 | ドコモショップでサポートを受ける場合、有料「1回1,100円~」 |
irumoもドコモの料金プランの内の一つで、速度は高速利用が可。
ぶっちゃけるとirumoは正直なとこ、
料金設定が高いのであまりおすすめはしない!
おススメしないんだね?
ある程度条件が揃ってればいいとは思うんだけどね!
とはいえ、ドコモ光・home 5Gがないという方にとっては正直なとこ割高な料金設定となるため、使う人を選ぶブランともいえます。
Yモバイル
通信速度 | ソフトバンク回線をフルに使えるので速い |
使えるエリア | ソフトバンクと同じエリアで使える |
基本料 | 4ギガ「2,365円」・30ギガ(現状20ギガ)「4,115円」・35ギガ(現状30ギガ)「5,115円」
※30ギガ・35ギガ適用は2025年1月1日から |
各種割引 | 光回線割「1,100円~1,650円割引」・家族割「1,100円割引」・PayPayカード割「187円割引」 |
デメリット | 基本料が高めで、各種割引を使って初めて安くなる
光回線割引となる光回線が「ソフトバンク光・SoftbankAir」など選択肢が少ない |
その他特徴 | Yモバイルショップで有料サポートを受けられる
35ギガプランは1回10分の定額通話つき 使い切れないギガは翌月に繰越せる |
ソフトバンク提供のYモバイルは、ソフトバンク回線をフル使用できるので速度は爆速な部類です。
また、Yモバイルショップを構えてますので、店頭でサポート(有料)を受けられるなど、操作に不慣れな方に向く会社といえるでしょう。
ただ、基本料が高めなのがネック!
LINEMO
お次はコスパ良くて使い勝手のいいLINEMO!
そんなコスパがいいのか?
通信速度 | ソフトバンク回線をフルに使えるので速い |
使えるエリア | ソフトバンクと同じエリアで使える |
基本料 | 3ギガ「990円」~10ギガ「2,090円」・30ギガ「2,970円」 |
各種割引 | 家族割・光回線割などなし |
デメリット | オンライン専用プランのため、店頭サポートは受けられない
使い切れないギガの繰越なし |
その他特徴 | LINE利用時データ消費ゼロ
店舗サポートがない代わりに基本料が安め |
その代わり基本料が安く設定されていたり、LINE利用時にギガ消費ゼロであるなど使い勝手は抜群なプラン。
UQモバイル
通信速度 | au回線をフルに使えるので速い |
使えるエリア | auと同じエリアで使える |
基本料 | 4ギガ「2,365円」・1ギガ「2,277円」~15ギガ「3,465円」・30ギガ「3,278円」※1
※1:30ギガプランは2024年11月から+10ギガとなります |
各種割引 | 光回線割「1,100円割引」・家族割「550円割引」・auPayカード割「187円割引」
※30ギガプランは割引対象外 |
デメリット | 30ギガプラン以外は割高な料金体系 |
その他特徴 | 30ギガのコミコミプランは1回10分の定額通話付き
ショップを構えてるので店頭で有料サポートを受けられる 使い切れないギガを翌月に繰越せる |
スマホの初期設定や不明なことがあればショップでサポート(有料)を受けることができる反面、30ギガプラン以外は割高なのがネック。
30ギガ以外?
そうだね、4ギガプランとか15ギガプランは割引を駆使して初めて安くなるんだよ!
povo
通信速度 | au回線をフルに使えるので速い |
使えるエリア | auと同じエリアで使える |
基本料 | 0円「高速通信するには都度必要なギガを別途購入」 |
各種割引 | なし |
デメリット | 完全オンライン対応なので店舗サポート一切なし
必要なギガをトッピングする形式のため、ある程度上級者向け 半年間ギガ購入などしないと解約となる |
その他特徴 | 基本料が0円のため、2回線目の用途にも適してる
必要な時に必要なギガを購入できるので柔軟性が高い |
基本料0円ってのはいいな!
でしょ?
高速通信をしたいときだけ「ギガを購入」する必要がありますが、購入しないと激遅で使うことは可能※ギガを購入しないと日常使いには適しません
ちょっとだけ使いたいときがある、など柔軟な使い方に対応してるのがpovoの特徴ともいえます。 参考:povo公式サイト
楽天モバイル
契約者が急増中の勢いのある楽天モバイル、条件さえ合えばコスパは最強の会社といえます。
条件って?
住んでるエリアが楽天の電波が届くならってことだよ!
ちょっとだけ込み入った話になりますが、楽天モバイルが使ってる電波は現状2種類。
BAND3 | 東京・大阪・名古屋でのみ使用される電波で、
高速通信が可能だが、遠くまで届かないデメリットがある |
BAND28 | 楽天で新たに取得した電波でプラチナバンドと呼ばれる
より遠くへ電波が届くが、速度があまり出ない |
楽天は元々BAND3という電波1つでサービスを開始し、自社で補えないエリアはauの電波を借りてカバーしてます。
最近になって、2種類目の電波を飛ばせるようになりはしましたが、まだまだ整備が追い付いてないのが現状。東京・大阪・名古屋圏にお住まいであればBAND3という電波がカバーしてるので使いやすい(コスパは最強)ですが、それ以外はまだまだauの電波を使ってる状態なんです。通信速度 | 楽天回線をフルに使えるので速い |
使えるエリア | 楽天のエリア※エリア外ではauの回線を使える |
基本料 | 3ギガまで「1,078円」~20ギガまで「2,178円」~無制限「3,278円」 |
各種割引 | 家族割「100円割引」 |
デメリット | 楽天の電波の特性上、電波が届きづらいデメリットがある |
その他特徴 | RakutenLinkを使えば「通話料0円・ショートメール0円」と安くなる
3,278円で使い放題はかなり破格な部類 楽天での買い物ポイント4倍 楽天で貯めたポイントで携帯代の支払いに充てることができる |
東京・大阪・名古屋以外のエリアによっては電波が届きづらいというデメリットがありますので、ちょっと使いづらいデメリットが残る可能性があります。
nuroモバイルNEOプラン
nuroモバイルの場合はちょっとだけ注意が必要なので、事前にお伝えしておきますね。
- 3ギガ
- 5ギガ
- 10ギガ
- 15ギガ
- 20ギガ
- 40ギガ
専用帯域?何か違うのか?
そう、格安シムで速度が遅くなりがちなお昼でも、
専用帯域を使うことでNEOプランだけは常に速いんだ!
通信速度 | 格安シムの中でNEOプランは専用の帯域を使えるので速い |
使えるエリア | ドコモ・ソフトバンク・auと同じエリアで使える |
基本料 | 20ギガ「2,699円」・40ギガ「3,980円」 |
各種割引 | なし |
デメリット | 店舗がなく全てオンラインサポートとなる |
その他特徴 | LINE・X・インスタ・tiktok利用時、データ消費ゼロ
3か月に1回15ギガプレゼントされる 使い切れないギガを翌月に繰越せる |
今回のまとめ
「通信速度の速さ」で選ぶ格安シムはどこなのか?ということでお届けしましたが、簡潔にまとめますね。
回線を大手3社から借りる側ではなく、自社回線をフルに使える大手3社系列の格安シムまたは専用帯域を使う格安シムにすると速度低下が起こりにくい。
ahamo | ドコモの自社回線をフルに使える |
irumo | |
Yモバイル | ソフトバンクの自社回線をフルに使える |
LINEMO | |
UQモバイル | auの自社回線をフルに使える |
povo | |
楽天モバイル | 楽天の自社回線をフル使用+auの回線を借りてる |
nuroモバイルNEOプラン | 専用回線を使用するため「速い」 |
速度で譲れないというのであれば、
初めから速度の速い会社を選ぶといいかも。
その他の格安シムだと速度が遅くなるの?
どうしてもお昼時には速度が遅くなるよね。